今日は外部フィルターテトラバリューエックス60の開封導入レビューです。
外部フィルターがなぜ水草水槽に向いているのかも勉強したのでシェアしてみたいと思います。
いままで使用していた底面フィルターはこちらで紹介しています。
フィルターの種類
水槽で多く使われているフィルターにはいくつか種類があります。
底面フィルター
我が家の水槽でも採用していて、イモリ水槽はいまもこの底面フィルターを使用しています。一番のメリットは安価で導入しやすい!という部分です。
床材がすべてろ材となる為生物ろ過能力が高いのも特徴です。
外掛けフィルター
よく安価な水槽セットにはこの外掛けフィルターが入っている場合がおおいです。
ポンプでくみ上げた水をろ過フィルターに通して物理ろ過と生物ろ過を行ったのちまた水槽に戻していくスタイルのものです。
チョロチョロと上から水を水槽に戻すため空気と水が触れ合ってしまいCO2の爆気の原因となります。安価ですが、交換のろ過フィルターが結構いい値段するのでずっと使いつづけると最終的にはお金がかかります。
上部フィルター
外掛け式フィルターの大きなバージョンでろ材なども自分でセレクトできるようになる大型水槽向けのセットに入っていることが多いフィルターです。
メンテナンスがしやすく、ろ材を自分なりに変えていけるため大型の魚や水を汚しがちな生体の飼育に向いているフィルターです。
投げ込み式
昔ながらのいわゆるブクブクです。
エアレーションとろ材がセットになったものでエアレーションで水をフィルター内に送り込んでフィルターでろ過してやる方式です。
メインのフィルターとしてつかうのならばベアタンクの小型水槽に限られると思います。
結構目立つからね。
外部フィルター
今回の主役である外部式フィルターです。
水槽とは別のろ過層を設置してそこに水をおくってやり、濾過槽を通したきれいなお水をまた水槽に戻してあげる方式です。
水槽とは別の位置に設置場所が必要になりますが、水が空気と触れ合うことがあまりないためCO2添加の効果を一番発揮させることのできる水草水槽にはもってこいのフィルターです。
水槽内や水槽周辺に機材を置く必要がないため水槽がスッキリきれいに見えるのも大きなメリットですね。
現状の底面フィルターでは水槽内に主張しがちなパイプがあります。結構気になるんですよねえ。
外箱
今回購入したのはテトラVXパワーフィルター60という38~75cm用の外部フィルターです。水槽サイズ別に商品展開が4種類あります。
水槽のサイズに合ったものをなるべく選ぶようにした方が水流が強すぎた!なんてことにならなくて済むと思います。
適合水槽 | ろ過層容量 | |
テトラバリューエックスパワーフィルター60 | 38~75cm | 4L |
テトラバリューエックスパワーフィルター75 | 60~90cm | 5.8L |
テトラバリューエックスパワーフィルター90 | 90~120cm | 7.0L |
テトラバリューエックスパワーフィルター120 | 90~150cm | 12L |
生体の数によって適合水槽は変わりますので生体が多めの水槽には一つサイズの大き目のものを選んであげるといいかもしれません。
濾過槽がおおきければその分ろ材もたくさん入れられますので生物ろ過が一層強力になっていきます。
箱背面には入っているものの説明や設置場所の説明。
側面には商品の説明が書いてあります。
開封・内容物
開封を箱を開けるとこんな感じで入っています。
内容物
中に入っていたものがこちら。
説明書
本体(コンテナセット済み) 1組
ホース 2本
吸水排水パイプ 各1本
ジョイントパイプ 1本
ホースアダプターユニット 1個
キスゴム
必要な物がすべて入っているのはありがたいですね。
ホースも主張しすぎない色でいい感じです。
コンテナの中身はこんな感じ。
ろ材は4種類です。
ここは自分の好みでろ材をえらべるので楽しみが広がりますね。
ともきちはとりあえず標準で入っていたセットで使っています。
ホースアダプターユニットには水量を調整するつまみがついています。ホースを取り外したいときには簡単にストップできるので良い感じですね。
準備・組立
導入するための準備をしていきます。
まずはコンテナを開けるのですが前後の金具を外したら左右の持ちてをグイッと90°持ち上げるだけで蓋が勝手に開いてくれる素敵仕様。
蓋を外すときに勢い余って水をばらまいたりしなくて済むので地味ではありますが使う人目線でよく作られていると思います。
開けたら中のろ材を取り出しで水道水で洗います。
最初は汚れやほこりがついているので必ず洗います。
こんなに汚れていました。
洗ったら元の通りに本体にセットしなおします。
本体の蓋をしめて、ホースアダプターを本体に装着します。
きちんとロックしておきましょうね。
ホースを装着していきます。
ホースアダプターに差し込んでねじでコネクターを回すとガチっと水漏れの心配なく装着することができました。
パイプを吸水排水それぞれ組み立てます。パイプが長すぎる場合はカッターなどで簡単にカットすることができました。
本体を水槽より低い位置にセッティングします。今回は水槽台の下の段に設置しました。サイフォンの原理を使って水槽から濾過槽へ水を送る為水槽の真横には設置することができません。
吸水排水パイプにそれぞれホースをつないだら水槽内に設置していきます。
付属のスターターポンプをつないでシュポシュポすると水が濾過槽におくられて・・・いかない。
最初えっ・・・ってなりましたが本体の流量調整つまみを開けてないのが原因でした(笑)
これだけ濾過槽内が密閉されているということですね。
調整つまみを開けてポンプをシュポシュポすると途中からはサイフォンの原理で水が吸い込まれていきました。
あとはコンセントをつなぐとパイプから水がシャーっとでてきて設置完了ですね!
水量はなるべく多くしたかったので吐水口を水槽の壁面にむけることによって水流を弱めることができました。
まずは標準のセットで水槽に設置してみましたがいかがでしょうか?
黒いパイプが結構目立ちますがなんとなく底面フィルターのパイプが見えているよりはいいかなって思うは私だけでしょうか(笑)
ガラス製の排水吸水パイプなども売っているのでそちらも機会があれば導入したいと思っています。
CO2やエアーをホースの途中に組み込むインライン式なども使えるので楽しみがより一層増えていきますね!
水槽台の天板に穴をあけておいたのでもくろみ通りきれいにスッキリ背面もおさめることができました!
いいとこわるいとこ
・ろ過能力が高い!
ろ材がたくさん入れられるのでバクテリアがたくさん繁殖して生物ろ過が強力!
・CO2効率が上昇!
水が空気と触れ合うことが少ないためCO2効率が大きく向上し、水草も元気に育つ!
・音が静か!
使ってみて思ったのですが音がすごく静かです!空気が中に入ってしまったりトラブルが発生したときにはうるさいくらい音がなるのでわかりやすくていいですね。
・水漏れの不安
きちんとした使い方設置をしていればもちろん水漏れなんてないのですが濾過槽が別の場所にあるのでホースの劣化などで水が盛大にあふれたなんてことがありそうでちょっと怖いですね。
・値段が結構高い
底面フィルターと比べると5~6倍くらいの値段がします。それ以上の効果があれば全く問題ないですが、初心者にはちょっと敷居が高いですね(笑)
・標準のパイプ類は見た目が・・・
結構目立ちますね(笑)これは別売りのガラス製のものを用意した方がよりきれいに水槽観察ができそうです。
まとめ
今日は水草水槽にはオススメの外部フィルターを導入してみました。
設置は初めてだったので結構四苦八苦しながらやっていたので時間がかかりました。
設置から3カ月~半年くらいはメンテナンスが要らないようなので一度設置してしまえばラクラクですね。
本格的に水槽はじめたぞ~という感覚です。
音も静かになったのでなかなかお勧めできる商品だと思います!
気になった方はチェックしてみてくださいね!
今日は以上です!