AQUARIUM

初心者アクアリストがソイルを選ぶ!それぞれの特徴やサイズ選びも解説!

ソイル選び方
チャーム本店
トモキチ
トモキチ
水槽のソイルってたくさんあるから何を選べばいいかわからないな~
ハカセ
ハカセ
水草を入れるのかエビを飼育するのかなどによっていろいろな種類のソイルが販売されているんじゃ!
トモキチ
トモキチ
今回は水草を入れる予定だから水草用のソイルを選んでみたよ!
ハカセ
ハカセ
ソイルの種類や選び方も併せてみてみよう!

水槽ではベアタンクと呼ばれるソイルなど、底砂をなにもいれないものもありますが、現在はソイルと呼ばれる土を固めて作ったものを底砂として使用するスタイルが主流となっています。

そのソイルにもさまざまな種類があります。

今回はソイルの種類や特徴について勉強したのでシェアしてみようと思います。

1.ソイルの種類

栄養系ソイル

栄養系ソイル

土の中に水草の栄養が豊富に含まれているタイプのものです。

肥料の追肥が必要ないなどのメリットがある反面頻繁に水替えをする必要があるなどデメリットもあります。

たくさんの水草を育成にするには一番向いているタイプのソイルです。

・栄養素が豊富!
最初から水草に必要な栄養素が含まれている為、水草が元気に育ちやすい

・追肥が少なくて済む!
栄養がもともと豊富に含まれているので立ち上げ当初は肥料を追肥する必要がなく経済的です。

・コケが生えやすい
吸着系ソイルと比べると水槽内の水が冨栄用状態になりやすくコケが発生しやすくなってしまいます。水草をたくさん植えるなどして対処する必要があります。

・水替えの頻度が増える
水のなかの不要な栄養を頻繁な水替えによって排出する必要があります。

栄養系「リーフプロソイル」はこちらで詳しくレビューしていますので是非チェックしてみてください。

吸着系ソイル

吸着系

ソイル一粒一粒に小さな孔があいており、そこにたくさんのバクテリアを住みつかせることで水の汚れをきれいにすることに特化したソイルです。

水を注水した当初から透明感のある水が出来上がり、立ち上がりも比較的早い傾向にある為お魚を早く入れたいせっかちさんなどにもオススメ。

ただし、1年や2年など期間がたってしまうとソイルで吸着した汚れを放出し始めてしまう時期が来るためその間隔でのリセットが必要になってきます。

・立ち上がりが早い!
水質が安定しやすいため早い段階でお魚などの生体を入れやすい。

・栄養が多くなりすぎずコケが発生しずらい
栄養系ソイルと比べて水替えなどの頻度を増やさなくても余計な栄養があまることがないためコケの生えずらい環境が作りやすい。

・追肥が必要
ソイル内の栄養が少ないため水草の状態をみて肥料を追肥しなくてはならずしっかりとした観察が必要。

・定期的なリセットが必要
ソイルが原型をとどめていたとしても栄養分を吸着できなくなったソイルは交換が必要です。効果のなくなった吸着系ソイルは汚れを放出し始める為、ソイルの追加などでの維持が困難となります。

吸着系の「JUN プラチナソイル」はこちらで詳しくレビューしています。合わせてご覧ください。

その他エビ用ソイルなど

その他にもエビを飼育する環境を維持しやすいことに特化したシュリンプ用ソイルや特定の熱帯魚の飼育に特化したソイル等があります。

基本的には上記に挙げた2種類のソイルを選んでおけば基本的な熱帯魚や水草の飼育で問題が生じることはあまりありません。

2.初心者のお勧めは?

ソイル選び

おおくのサイトでは初心者がソイルを選ぶ際には吸着系ソイルがお勧めされていますが、吸着系ソイルの場合、目に見えて栄養不足などがわからない為対処方法が難しいといった場合があります。

水草が枯れた場合は植え方が悪かったのか?栄養不足か?水質が悪かったのか?
などなど対処法の選択肢が多く判断がつきづらいといったデメリットがあります。

それに反して栄養系ソイルを使えばコケが大量に発生するなどの目に見えて水槽内の異常が確認できます。

コケが発生したのなら水替えの頻度を増やしたり、水草の量を増やしたりなど対処しやすいため、水槽にかける時間を多めにとれる、水草をたくさん用意できるなどの条件がそろえば栄養系ソイルの方が簡単に水草やお魚の育成ができるといえるでしょう。

当サイトではどちらかといえば栄養系ソイルをお勧めします。

3.ソイルのサイズ

ノーマルとパウダー

ソイルにもサイズがあります。

・ノーマル

・パウダー

・スーパーパウダー

ノーマルが一般的な粒の大きさのものでパウダー、スーパーパウダーとなるにつれて粒が小さくなっていきます。

サイズごとの違い

植えやすさ

サイズが大きいものだと通水性がよく、底面フィルターなどを使用する場合には一番初めにしくのが通例です。粒の細かいものを底面フィルターの上に厚く敷いてしまうと、通水性が悪くなり、水質悪化につながります。

逆にサイズの大きなものは水草を植えても抜けやすいという特徴があります。

前景層など抜けやすい水草をノーマルソイルに上手に植えるにはそれなりの技術が必要になります。

基本的には下層にノーマルパウダー表面に薄くスーパーパウダーやパウダーをいう2層構造にソイルを敷くのが良いとされています。

まとめ

今日はソイルの基礎知識についてシェアしてみましたがいかがでしたか?

結果として、当サイトでは栄養系ソイルをノーマルとパウダー使用するのがお勧めという結論となりました。

もちろん水量や飼育する生体によっても使用するべきソイルが変わると思いますので次回からは実際に吸着系ソイルと栄養系ソイルを用意して2つの水槽を立ち上げていこうと思います。

今後も実際の使用感などお伝えしていこうと思いますので是非またお越しください。

今日は以上です!BYE!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です