今回は初心者向けの前景草、後継草をそれぞれ紹介していきます。導入する際に注意すべき点や前準備があるのでそれも併せて紹介していきますね!
是非最後までお付き合いください!
水草紹介と導入の様子
前景草「ショートヘアーグラス」
まずは水槽の前側に植える背の低い前景草です。
今回植えるのは「ヘアグラスショート」細い葉が特徴のちょっと雑草ぽい草です。
育成難易度:
水質:弱酸性(PH5~7)
増やし方:差し戻し
光量:多め
CO2:あった方が良いが少な目でもOK(1滴/3秒)
底砂:ソイル推奨
生長速度:早め
強い光量で育てると葉がカールしてきれいな薄緑色の絨毯になります。
トリミングもバサっと根本からカットすれば1カ月もしないうちにきれいな新芽がふさふさ生えだしてきます。
初期段階にしっかりと根付いてしまえばコケもそこまで生えることなくきれいな状態を維持しやすい初心者向けの前景草といえると思います。
根付くまではエビにスポスポ抜かれてしまうので根付くまでの最初の一週間はエビを入れずに、水上葉が枯れてきた段階でエビを投入すれば枯れた葉とそこについたコケを食べてくれるため生長がはやくなります。
植える際には1cmほどの束にして田植え方式でソイルにさしていきます。
培養カップの場合には貝の卵などは混入していないので安心です。
ゼリー状の培地をよく水道水で洗い流してからステンバットなどで小分けしていきます。この時、乾燥しないように霧吹きを何度もふきかけながらやっていきます。
今回は成長速度の違いを実験するため1cmほどに小分けしたものとその半分ほどの少な目に小分けした物2種類で植えていくことにしました。
ソイルの少し上ほどまで水を注いでおくととても植えやすいです。
あとはピンセットで根本をつまんで斜めにソイルの奥までブスっと差し込みます。
結構楽しいですよ♪
全て植え終わった様子です。
成長記録も引き続き報告していきます。
後景草「ロタラ」
写真の下二つがロタラという水草です。
赤いタイプと緑のタイプがあります。
育成難易度:
水質:弱酸性(PH5~7)
増やし方:差し戻し
光量:少なくても育つ
CO2:あった方が良いがなくても可
底砂:ソイル推奨
生長速度:はやい
必要環境がシビアではなく、生長もはやいことから立ち上げ初期の水槽にいれて育成しておくと栄養分をガンガン吸収してくれてコケが増えたりバクテリアの死滅が起こったりしにくくなる初心者に超オススメの水草です。
ソイルを使用する際には立ち上げ初期に富栄養状態になってしまい、コケだらけになってしまうことが多いためロタラにキレイにしてもらいましょうね。
増やすときには茎の途中でチョキっとカットしてそのままソイルに埋め込むだけです。
ドンドン増やせばプクプクとした光合成の気泡をたくさん出してくれるのですごくきれいですよ~。
ホームセンターなどで買ってきたロタラは貝や虫の卵、農薬が付着していることが多いためまずはそれらを除去する粉を使います。
その名も「水草その前に」
そのまんまですね(笑)
ホームセンターなどにも200円ほどで一袋単位で売っています。
水2Lに対して1袋使います。水草と水道水をいれて「水草その前に」を振りかけます。
10分放置したら流水でよく洗い流します。
お手軽簡単に無視や農薬を除去できるので水草導入の際には毎回使っています。
あとはヘアグラスの時と同様にピンセットでグイッと奥まで差し込んで完了です!
植え終わって注水したあとの様子がこちら。
こちらの水槽ではソイルは水替え不要のブルカミアDにポンプ式底面フィルターを採用しています。
あくまで水草育成用の水槽なので水槽台の下で2つのLEDランプをあてて育成しています。
使っている水槽やソイルは後日また紹介したいと思います。
水草や生体は導入する都度勉強してシェアしていきたいと思いますので是非また見に来てくださいね。
この水槽の生長具合もその都度報告していく予定です!
生体をたくさん入れないで水草をメインとする水槽もなかなか面白いです。このソイルであればメンテナンスもほとんど必要ないので軽く始めてみたいな~っていう方にはいいのではないかなと思います!
ともきちも、この水槽にはエビ数匹とお魚1匹くらいを入れて足し水のみ換水なしで維持していこうと思っています。
本日は以上です!BYE!!!