今日は水草水槽においての理想的な照明点灯時間とタイマーで自動管理するためのアイテムを紹介していきます!
是非最後までお付き合いください。
Contents
水草水槽の照明時間
水草にも昼と夜が必要
水草は光の当たっている時間に二酸化炭素を使って光合成をし、栄養を作り出します。
そして光の当たっていない夜に昼間作った栄養素と酸素をつかうことで生長しています。
人間やお魚と同様に自然の昼と夜を再現してあげることが水草生長の鍵となるわけです。
長時間点灯のデメリット
長時間点灯すれば植物がグングン伸びそうと思ってしまうかもしれませんがデメリットもたくさんあります。
コケの発生
コケは水草に比べて繁殖力が高く、光が大好きです。長時間当たっていれば当たっているほど勢いを増して水槽全体に広がっていきます。
逆に照明が当たっていない時間が続くとコケは急激に勢力をよわめて衰退していくという特徴があります。
水草はコケに比べて生命力は強いので照明時間が短すぎなければ、光の当たっていない時間が続いても十分に生長していくことができるのです。
コケを発生させず水草を元気に育てるためにも長時間点灯は厳禁です。
生体への影響
お魚やエビたちもそれぞれの生き物の生活サイクルがあります。
夜行性のものであれば昼間は寝ますし、そうじゃなければ夜に眠ります。
自然のサイクルに近い昼夜のサイクルを作ってあげることで生体を健康的に管理することができるようになります。
長時間点灯をしてしまうと生体は疲れてしまい健康を害してしまう危険があります。
理想の点灯じかんとは?
水槽の水草量で調整しよう!
水草水槽の場合一般的には「8時間~10時間」を目安に点灯するのが良いとされています。
点灯時間が長ければ長いほど当然水草の育ちはよくなります。ただしコケの発生量も増えます。
水草がたくさん入っているジャングルのような水槽においては、長時間点灯していたとしても水草がコケに回る栄養までつかって光合成してくれるため問題ないのですが、そこまで水草の量が多くない水槽の場合は点灯時間は8時間以下に設定してあげると良いようです。
自分の水槽の状態を確認しながら点灯時間を調整してあげることが重要です。
点灯する時間は毎日一定にする
水草も動物たちと同様に体内時計をもっていて、生長、就寝を繰り返して生活しています。
それが毎日時間がずれたり照明がつかない日があったりやたら長い時間点灯している日があったりするとその体内時計がくるってしまい、うまく成長できない場合や調子を落としてしまう場合があります。
毎日決まった時間に点灯し、決まった時間に消灯してあげることが大事ですね。
水槽を設置している部屋によっては水槽の照明が消えていても太陽が差し込んでいたり、部屋の電気がついていたりする場合がありますが、弱い光が長時間水槽に当たっているのはコケにとって最適な環境になってしまうため、暗幕などを使って水槽照明点灯時間以外は光を遮断してあげることも必要となってきます。
照明器具などの自動管理!
毎日一定の時間照明を当てることが重要なのはわかりましたが我々人間にも忙しいひもあれば点灯するのを忘れてしまう日だってありますよね。
そういったことを防ぐために照明、CO2、エアレーションなどなどを自動管理できる便利アイテムを紹介します!
それがこちら
タイマー式の自動ONOFFコンセントです。
REVEXという会社の商品で型番はPT25です。
その他の会社からもタイマー式のコンセントは出ているのですが、個人的に単純明快で価格が安いという理由からこの商品が気に入っています。
1個700円くらいだったと記憶しています。
使い方は簡単です。
電気をONしたい時間の部分だけスイッチを押し下げて現在時刻というオレンジの矢印のところに今の時間をくるくるッと回して合わせたらコンセントにさすだけ。
そうすると設定した時間の間だけ下のコンセントにさした器具に電気が流れるというわけです。
横についているスイッチをONにすると設定を変えずに常時通電に切り替えられるのもありがたい機能です。
具体的なセット方法
現在ともきちはこのREVEX PT-25を2つ使って照明、CO2エアレーションを完全自動管理しています。
・タイマー1(深夜1:00~夕方17:00までON)
こちらは照明の消灯時間にエアレーション用のポンプを動かすためのタイマーです。
照明点灯CO2添加開始 と同時に エアレーションがOFFになるように設定しています。
CO2添加時にエアレーションをしているとCO2が爆気してしまい、うまく水の中に溶け込んでくれないためです。
こちらのタイマーにつないでいるのは今のところこれのみです。
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・タイマー2(夕方17:00~深夜1:00までON)
こちらは延長コードを使って照明とCO2の電磁弁開閉を管理しています。
照明を点灯していない時間は水草たちがCO2を使用しなくなりますので無駄にしない為にもタイマー管理が重要です。
発酵式CO2を使っている場合は電気でのONOFFはできませんので、夜間はエアレーションで爆気させてあげることで魚たちの酸欠を防ぐ効果もあります。
タイマー管理なし
タイマー管理せず常時動いていてほしいものはタイマーを介さずに直接コンセントにつなぎます。
具体的には
・ヒーター
・クーラー
・外部フィルター
・底面フィルターのポンプ
などです。
以上のように設定することで電源関係は水槽台の下に入れておけば後はいじることがないので管理も見た目もバッチリです。
ちなみにコンセント類は床などに直置きすると地震などで漏水があった場合に感電や火災の原因になるので水槽台などにぶらさげて使うのが安心ですね。
使用している水槽台はニッソーのスチールキャビネットなのですが、これはマグネットがくっつくので、100均の協力マグネットをコンセントタップに張り付けて磁石でぶら下げて使っています。
水槽台は別の記事で詳しくレビューしていますので是非こちらもご覧ください。
まとめ
今日は水槽照明の自動管理方法を紹介しましたがいかがでしたか?
すでにアクアリウムをやっている方なら当たり前じゃんというような内容だったと思いますが、初心者からすると何が必要でどのようにセッティングすればいいのかわからないことだらけだったので記事にしてみました。
今後もアクアリウムに関する記事やカメラ、子育てパパに役立つ情報などをシェアしていきますのでよろしければまた遊びに来てくださいね。
今日の記事が役に立った!って思った方は是非コメント、シェアお願いします。
BYE!